広島の先発、黒田がスクイズで先制点

4回、先制のスクイズバントを決める黒田(撮影・吉澤敬太)
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 「広島-ヤクルト」(20日、マツダスタジアム)

 広島が四回、黒田博樹投手(41)のセーフティースクイズで先制点を奪った。

 1死から堂林が四球で出塁。続く石原の打席で二盗を決めると、左前打で一、三塁となった。黒田はバントの構えを見せると、3ボール1ストライクから5球目。一塁側に打球が転がると捕手・西田が捕球する間に、三走・堂林が一気にホームまで生還した。

 初回、無死三塁の好機を作ったが、後続が倒れて無得点。以降は毎回、好機を作りながら得点できていなかった。堂林の好走塁に黒田のバントと、小技を絡めた先制点。好投を続ける右腕が、自らのバットで援護点を奪った。

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