延長広島 緒方監督「全員が報われた」

 「交流戦、広島2-1ソフトバンク」(5日、マツダスタジアム)

 広島が延長十二回、無死一、二塁で丸が中前適時打。今季2度目のサヨナラ勝ちを決めた。引き分けを挟んで連敗中だったが、チーム一丸勝利で3連敗を阻止。2連敗は7度あるが、今季まだ1度も3連敗がなく、1日で首位に返り咲きだ。

 先発の中村恭が5回4安打1失点と粘投。今村、ヘーゲンズ、中崎、ジャクソンと無失点リレーでつなぎ、ジャクソンは来日初勝利。攻撃では六回に菊池が起死回生の6号同点弾。鈴木も自身初の5安打と気を吐いた。

 はやくも10試合目となった延長戦は6勝3敗1分けと強く、節目の通算100勝となった緒方孝市監督(47)は「投手陣の頑張りが報われた。全員でつかみ取った勝利。全員が報われた勝利だ」と終始、選手をたたえた。

 交流戦に突入し、いきなりロッテ、ソフトバンクと、パ・リーグ2位、1位チームと激突。対戦前には指揮官も「正念場になる」と位置づけた6連戦を、2勝3敗1分けで終えた。移動日を挟んで、7日からは日本ハム(旭川、札幌ドーム)、楽天(koboスタ宮城)と6連戦に挑む。

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