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大瀬良実戦復帰!2軍3失点も一歩前進

 「ウエスタン、阪神5-9広島」(2日、鳴尾浜球場)

 右肘内側側副靱帯(じんたい)の部分損傷で離脱した広島・大瀬良大地投手(24)が2日、ウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)で故障後初の実戦マウンドに上がった。239日ぶりの実戦登板は、2回を5安打3失点。最速139キロを計測した。6月下旬の1軍復帰を目指す右腕が、確かな一歩を踏み出した。

 超満員のスタンドから自然と拍手が沸き起こった。15年10月7日・中日戦(マツダ)以来、239日ぶりの実戦マウンドに立った大瀬良。内容、結果共に本調子とは程遠い。戦いの舞台に戻って来られた事実はうれしいが、やはり満足はできなかった。

 「投げる前には、何事もなくマウンドを降りられたら100点と思っていたけれど、打たれたりしたら投手の本能というか、そういう思いが湧いてきた。次回は回が伸びるので結果を求めてやっていきたい」

 初回、先頭・伊藤隼の3球目。外角高め139キロの直球で空振りを奪った。だがその後連打で1点を献上。さらに2本の長打を浴び、この回3点を失った。

 二回は1死から荒木に右前打を浴び、ボークで進塁を許した。それでも続く伊藤隼を遊ゴロに打ち取り、最後は緒方を外角のスライダーで見逃し三振に仕留めた。2回を5安打3失点、2三振。「実戦の中で肘の状態を確認できた。カット、スライダーは思った所に投げることができました」。予定イニングを投げ切り、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 佐々岡2軍投手コーチは「試合で投げたことでワンステップ上がったので、次の段階に上がれる。(今後は)中5、中6で回って行けばいい」と期待を込めた。次回登板は来週中に行われる紅白戦に登板予定。患部に異常がなく順調に進めば1軍復帰も見えてくる。

 2月25日に「右肘内側側副靱帯部分損傷」と診断され、翌日からリハビリを開始。ようやくここまでたどり着いた大瀬良だが、「人よりも遅れている。シート打撃にも登板せずにキャンプを上がってしまった」と巻き返しを力強く誓った。

 誰よりも復活を待ち望んでいるのは緒方監督だ。「本当に頑張ってほしい。彼が先発として戻ってきてくれたらチームとしても競争意識が生まれる。編成上も幅が広がってくる。一岡にしても大瀬良にしてもチームに」。セ・リーグ首位を走るチームの戦力になるべく、頼れる若鯉が復帰への一歩を踏み出した。

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