“ルナ代役”堂林、今季初安打が先制弾
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「DeNA-広島」(19日、横浜スタジアム)
広島の堂林翔太内野手(24)が、先制の1号ソロを左翼席に運んだ。「7番・三塁」でスタメン出場。二回、2死走者なしで打席に立つと、好投する石田に対してフルカウントから6球目、内角低め144キロの直球を狙った。
前日18日には「こういうチャンスをものにしないといけない。しがみついてでも、レギュラーを取りたい」と悲壮な覚悟を吐露。打球は一直線に左翼スタンドへ到達した。昨季、本塁打はなく、2014年9月13日の阪神戦(甲子園)以来、584日ぶりの一発だった。
「打ったのはストレート。いいポイントで振り抜くことができました。バットにいい感じで引っ掛かってくれました」。ルナの故障離脱で巡ったチャンス。出場2試合目、今季初安打がチームにとっても貴重な先制弾となった。