緒方監督 25年ぶりリーグ優勝に手応え

神殿に向かってかしわ手をうつ広島・緒方孝市監督=広島市の広島護国神社(撮影・吉澤敬太)
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 広島の緒方孝市監督(47)が24日、シーズン開幕を目前に、25年ぶりのリーグ優勝、開幕ダッシュを誓った。

 「各選手が順調で手応えを感じている。新戦力がかなりやってくれると期待しているし、どれくらいやってくれるかが1つのポイントになるでしょう」。

 秋、春のキャンプから、オープン戦と、掲げたのは「投手を中心とした守り勝つ野球」、「勝負所の1点、接戦を勝ち切る野球」。

 投打の柱として期待した大瀬良、鈴木、一岡らの離脱もあるが「新選手が力を見せてくれている中で、十分に代わりになる手応えを感じている」と、1軍入りを決めた新人4選手と、ルナ、ジャクソンの助っ人に期待した。

 また、大瀬良、鈴木ら故障者について「4月の中旬、もしくは後半に、戦いに参加してきてくれると思っている」と説明。「チーム内の競争で厚みがでる。うれしい悩みを増やせるようにしたい。シーズンに入る中で明るい材料が多い」と話した。

 監督就任2年目のシーズン。昨季は10試合終了時に、2勝8敗と低迷した。キャンプ、オープン戦を通じて主力、ベテランにも早めの仕上げを要望。開幕ダッシュに向けて「まずは第1ラウンド。どのチームが相手とかじゃなく、しっかりシーズンを通して、勝ち越せる戦いができるように。先制パンチというかね。そうしないと優勝できない」と気を引き締めた。

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