練習生ドミニカコンビが驚愕の連続弾!
「練習試合、オリックス3-7広島」(14日、清武)
広島に練習生として参加しているバティスタ、メヒアのドミニカコンビが、オリックスとの練習試合で驚がくの連続弾を放った。
初回無死一、二塁。まずは4番に座ったバティスタが、持ち前のパワーを発揮した。カウント1-1からの3球目。松葉が投じた内角139キロの直球を振り抜いた。詰まりながらも打球は左中間席へ。圧巻の3ランだ。続く5番のメヒアも負けていない。135キロの直球を捉え、弾丸ライナーで左翼スタンドに突き刺した。
大活躍した2人はドミニカ共和国のカープアカデミーの練習生。昨年の秋季キャンプにも参加した。今キャンプは2軍スタートだが、12日の紅白戦に続き、今回の練習試合にも1軍からお呼びが掛かり、見事に潜在能力の高さを見せつけた。
2人に関して緒方監督は「彼らは秋に一番結果を残した選手。最高の結果を出してくれた。彼らが打ったことでチームの打線に勢いがついた」と高評価。早期の育成契約、さらには支配下登録も見えてきた。
外国人争いはエルドレッドや新戦力のルナ、プライディらがおり、ハードルが高い。それでもジャパニーズドリームをつかみ取るため、猛アピールを続けるしかない。