広島は１５日、マツダスタジアムでの巨人戦で、この日１０５歳の誕生日を迎えた山田アヤノさんを祝福するセレモニーを行った。

　山田さんは広島の球団創設時に巨人から移籍し、選手、監督として球団の発展に尽力した白石勝巳氏（００年没、享年８２）の実姉で、９月８～１０日・中日戦（マツダ）で実施された「私が元祖カープ女子！１日ホームランガール体験」の最高齢応募者だった。

　セレモニーでは両軍の選手会長、広島・梵、巨人・村田から花束を贈られ、梵には「１０５」の背番号入りユニホームをかけられた。

　山田さんはしっかりした足取りでセレモニーを終え「わざわざ恐れ入ります。ありがとうございます」と感謝した。首位ヤクルトと３ゲーム差で迎える一戦を前に「優勝してほしいけど難しいと思う。１番とは言わないから、せめて２番くらいになってほしい」と、球団初の本拠地でのＣＳ開催へエールを送っていた。