黒田が今季阪神戦負けなし3勝目

9勝目をあげ、ファンの声援に手を振って応える黒田(撮影・飯室逸平)
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 「阪神0-3広島」(11日、甲子園球場)

 首位阪神とのカード初戦に先発した広島・黒田博樹投手は、8回を投げて2安打無失点と好投。9勝目を挙げた。今季阪神戦は5試合目の登板で、負けなしの3勝目となった。

 初回を三者凡退と好発進。二回は無死二塁のピンチを背負ったが、後続を抑えてピンチを脱した。

 先制した三回以降は安定した投球で、緩急自在に阪神打線を圧倒した。六回を三者凡退。七回も福留、ゴメスを打ち取り、最後は今成から、通称「フロントドア」と呼ばれる146キロのツーシームで見逃し三振を奪った。八回も3人で仕留め、104球でマウンドを降りた。

 「自分の投球をして、チームの勝ちにつなげたい」と誓って臨んだ一戦で奮闘。九回を中崎が無失点で抑え、9勝目を手にした。

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