黒田が最終チェック 日本一SBで仕上げ
広島・黒田博樹投手(40)が21日、開幕前最後の登板となる22日のソフトバンク戦(マツダ)へ向け、廿日市市の大野練習場でキャッチボールなどで最終調整した。
本多、柳田、内川、李大浩…。昨季、日本一のソフトバンクが相手だ。黒田は「バランスが取れている。対戦することで、いい勉強になると思う」と意気込んだ。
これまでの2試合と同様に、テーマは不変だ。「その日、その日でいい球を選んで、組み立てていきたい」。試合をつくるという、先発の仕事を果たすため、臨機応変な投球ができるかを試す。
復帰戦となった8日のヤクルト戦(マツダ)は4回1/3無安打無失点。前回のオリックス戦(マツダ)は6回5安打2失点だった。「順調」。投球回や球数を着実に伸ばしてきた調整に手応えがある。
「シーズン前最後の登板。大事に投げたい」。本番は3月29日のヤクルト戦(マツダ)。背番号「15」が最後の仕上げに取りかかる。