緒方監督初カミナリ 前日の走塁ミスに
「広島春季キャンプ」(25日、沖縄)
緒方孝市監督が、グラウンドで初めてカミナリを落とした。前日24日の起亜タイガースとの練習試合で、19-6の大勝も走塁ミスを連発。試合後に「がっかりした」と苦言を呈していたがこの日、さっそく早出で走塁練習を行っていた。
前日にミスをした上本に対して、グラウンド上で声を荒らげる場面もあった。上本は直立不動でヘルメットを脱ぎ猛省。他のメンバーが入れ替わりで走塁練習する中、上本と野間は約30分、代わることなく走った。
前日の会見で緒方監督は「機動力を使うと宣言しているのに、しょうもないミスが多すぎる。また一から言い続ける覚悟をさせられる試合だった」とコメント。その言葉通り一夜明け、指揮官自ら厳しさを体現した。