黒田、マエケンと夢共演!並んで50球

 「広島春季キャンプ」(22日、沖縄)

 広島・黒田博樹投手(40)が22日、今キャンプ3度目のブルペン入り。初めて前田健太投手(26)と並んで投球練習を行った。“伝家の宝刀”スライダーも初めて投げ、沖縄キャンプ第1クールを締めくくった。

 球場内のブルペン入り口は選手、スタッフであふれかえった。日米通算182勝のメジャー帰りの右腕と、日本球界を代表するエースとなったマエケン。ついに“夢の共演”が実現した。

 前田の投球練習中に黒田がブルペンに入った。「力強いボールを投げていた。迫力があった」。現エースの姿に感心しながら、その横で投球を開始した。

 この日はスライダーを解禁し、全球種を投げた。「この時期にしては良かった」。受けた会沢は「スラーブのように曲がりが大きい。キレがある球だった」とうなずいた。フォームを確認しながら50球。その球数は偶然にも前田と同じだった。

 チームに合流して5日が経過した。アメリカ時代と比較し、「多少(仕上がりは)早い気がするけど、ペース的には同じだと思う」。調整は順調だ。

 23日は初めてのキャンプ休日。黒田は「何をしていいか、わからない」と笑った。25日には打撃投手を務める予定。実戦登板へ向け、また一歩階段を上る。

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