マエケン順調!3・27開幕照準ピタリ

 「広島春季キャンプ」(19日、沖縄)

 これが開幕投手の貫禄だ。広島・前田健太投手(26)が19日、初のシート打撃に登板。40球を投げ、打者12人に4本の安打性の打球はあったもののMAX146キロの直球に変化球を交えて順調な仕上がり具合を披露した。

 新井、梵、グスマン、エルドレッドの主軸打者と対戦した。「気持ちよく投げられました。監督から『スピードガンの表示より速い感じがする』と言われた」と、心地よい汗をぬぐった。

 降板後には昨年まで敵だった新井と意見交換。「ジコマン(自己満足)にならないようにね。(変化球が)大きく曲がっていると思ってもバッターは小さく見えることもある」と打者目線の意見を求めた。新井との2打席目の対戦は、フルカウントから見逃し三振を奪った。「アウトコースが遠く見えたと言ってもらいました」との評価に笑みも浮かぶ。

 ジョンソンから一発を放ったエルドレッドからは連続三振を奪った。緒方監督は「日南より一つギアが上がった感じ」とエースの投球に目尻を下げた。今後はチェンジアップなどの精度を上げていき「ペースを上げて試合形式に投げていこうと思う」というマエケン。黒田フィーバーが起こる中、エースは3・27開幕戦に照準を合わせる。

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