一岡27日復帰も…長期離脱避けられた

 9日に右肩痛で出場選手登録を抹消された広島の一岡竜司投手(23)が10日、広島市内の病院で「右肩関節炎」と診断された。投球再開までは1週間から2週間の見込み。早ければリーグ戦再開となる27日のDeNA戦(横浜)で復帰できる可能性も出てきた。

 不幸中の幸いだ。長期離脱を覚悟した野村鯉だったが、右肩を痛めた一岡の症状は軽傷だった。野口チーフトレーナーは「深刻な症状は見られなかった。1週間から2週間後にスローイングを再開できる見込み。痛みは昨日より改善している」と説明した。

 8日のオリックス戦(マツダ)での登板後に痛みを訴え、翌日には登録を抹消された。9日のオリックス戦(呉)前、右肩痛の報告を受けた野村監督は「今朝聞いてびっくりした。悪いことは重なるね」と、厳しい表情を浮かべていた。

 不動のセットアッパーとして開幕から勝利に貢献してきた右腕の離脱。当然チームに衝撃が走ったが、この日診断の結果を聞いた山内投手コーチは「思ったよりはね。スローイング再開まで(早くて)1週間ぐらいだから。リーグ戦再開には間に合うんじゃないかな」と長期離脱を避けられたことで、ホッと胸をなで下ろした。

 一岡が不在の間は、中田がセットアッパーの代役を務める可能性が高い。「みんなでカバーしていくしかない」と山内投手コーチ。中田だけでなく、小野や今村ら現有戦力を投入し、抑えのミコライオまで必死につなぐことになりそうだ。

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