広島は12球団で唯一開幕から勝ちなし

8回、チャンスに代打を送られた堂林はバットを手にベンチ裏へ引き揚げる(撮影・出月俊成)
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 「広島3‐5ヤクルト」(2日、マツダスタジアム)

 ヤクルトは初回、ミレッジの適時打で先制した。村中は得点圏に走者は背負ったが、あと1本を許さず粘りの投球。

 広島は丸が猛打賞などで、再三の得点機は作ったが拙攻。

 八回には1死から連打で一、二塁とし、梵の2球目に代走の二塁走者・赤松とルイスが重盗に成功。梵が四球で1死満塁と絶好のチャンス。ここで野村監督は堂林に代打・前田智を送る勝負に出たが、浅い中飛で走者は動けず。続く代打・松山も二ゴロで結局、無得点に終わった。

 九回に広瀬が1号3ランを放つが時すでに遅し。

 大竹は7回6安打1失点に抑えたが、2番手・福井が九回に乱れて4失点と引き離された。

 広島は2008年以来、5年ぶりの開幕3連敗。開幕から4試合で3敗1分けと、いまだ勝ち星がない。

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