「炎のストッパー」ゆかりの品々展示
「オープン戦、広島6-5DeNA」(10日、周南)
昨年末に山口・周南市野球場が「津田恒実メモリアルスタジアム」に愛称変更され、記念試合としてオープン戦・広島対DeNAが10日、行われた。
津田氏は周南市(元・南陽町)出身の元広島投手。マウンドで闘志をむき出しにする姿から「炎のストッパー」と呼ばれた。32歳の若さで病に倒れ死去。昨年、広島OBの北別府学氏と共に野球殿堂入りを果たした。
同球場は津田氏が南陽工時代にプレーした場所。試合前のセレモニーで妻・晃代さんは「あこがれだったこの球場に、自分の名前が付けられるのは本人も夢にも思わなかったことでしょう」とあいさつした。
球場の入り口には、背番号14のユニホームや殿堂入り時に作製された銅製レリーフの複製などが展示されている。
