崇徳 センバツ王手の中国大会4強 国川主将が入学後初1番起用で先制V打 2年連続出場へ「しっかり調整して」
「秋季高校野球中国大会・準々決勝、崇徳5-0南陽工」(28日、どらドラパーク米子)
準々決勝4試合が行われ、崇徳は南陽工を5-0で下した。1番で起用された主将の国川航希内野手(2年)が先制打。前日27日に130球を投げた西結多投手(2年)も連投し、138球で4安打完投勝利を収めた。主軸とエースが奮闘し、準決勝に進出。昨秋王者が、2年連続のセンバツ出場当確ランプ点灯へ、あと1勝とした。
主将がほえた。二回だ。二死三塁で出番が来た国川が、直球を力強く振り抜く。先制の左前適時打。ナインに勇気を与える一打に、「勝負してもらえると思った。しっかりと甘い球を振り抜けた」と決勝点をたたき出し、白い歯をこぼした。
チーム屈指の長距離砲はこの日、崇徳入学後、初めて1番で起用された。3番でスタメン出場した前日27日の倉敷工戦は、申告敬遠三つを含む4四球。徹底マークにあい、勝負すらしてもらえなかった。
「ある程度、点を取らないと勝てないと思いました。思い切って、国川を1番にしました」と藤本誠監督(46)。新チーム結成後、南陽工との練習試合は3戦全敗。国川も快音を響かせることはできなかった。その悔しさも力に変え、藤本監督の期待に一発回答した。
昨秋の中国大会で優勝し、今春のセンバツに出場した。31日の倉敷商との準決勝に勝利すれば、2年連続のセンバツ出場を確実なものとできる。「打つべき球、打たない球をはっきりしたい。しっかり調整して臨みたい」と国川。主将が、頼もしい一打でチームを聖地へと導く。
