大阪桐蔭 西谷浩一監督「いやいやいや、もっとコントロールいいっす(笑)」藤浪晋太郎と川本晴大の比較問われて対応 今後の育成は「荒々しさも残したい」

 「秋季高校野球近畿大会・1回戦、大阪桐蔭9-0龍谷大平安」(17日、わかさスタジアム京都)

 今春センバツ王者の大阪桐蔭が圧勝で初戦を突破した。先発した来秋ドラフト候補左腕の川本晴大投手(2年)は8回2安打無失点、7奪三振で勝利に導いた。

 西谷監督は2四球ながら制球が乱れる場面があった左腕について「バランスよく投げている時はいいボールきますし、今日みたいな日だったら、ある意味何球でも投げられるというか。でも、まだ本当のコントロールが今やってるとこなんで、これからだと思いますね」と話した。

 川本は抜ける球もあるが、打者に“怖さ”を与える荒々しさも持ち味だ。報道陣からOBで2012年に甲子園春夏連覇へ導いた藤浪晋太郎投手(前DeNA)の“左投手版”のようなイメージか?と問われると、「いやいやいや、もっとコントロールいいっす(笑)」と話しつつ、スケールの大きな投手へ育てていきたい思いを明かした。

 身長197センチの藤浪に対して192センチの川本には、「荒々しさも残したい気持ちもありますし。体が大きなピッチャーですし、藤浪よりはちょっとちっちゃいですけども、これはやっぱりなかなか作れるもんじゃないので。そういうピッチャーなんでそこは生かしながら育てたいとは思ってます」と話した。

 また精神的な成長を問われると「精神的?(笑)。かわいい子なんで。精神的、でもしっかりやってるので、ちょっとずつ良くなってきてると思います。普段ずっと見てるので。頼りないっていう言い方がおかしいですけど、よく頑張ってくれてます」と話した。

 この試合で川本は初回は先頭打者に151キロを計測し、三者凡退。二回は1死三塁のピンチを背負ったが、最後は自己最速タイ154キロの直球で空振り三振に仕留めた。三回以降は多少制球の乱れはありながらも、打者を寄せ付けなかった。NPB6球団のスカウト陣が視察に訪れた中での快投だった。

 チームは今春センバツでは優勝を果たすも、今夏は甲子園出場を逃した。来春のセンバツ出場校を選考する上で重要な選考材料となる今大会で順調なスタートを切った。

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