亜大・川尻がノーノー達成! 東都リーグ22年ぶり11人目 最速153キロ計測し「八回まで気づいていなかった」
「東都大学野球、亜大4-0国学院大」(13日、神宮球場)
亜大が国学院大に勝利し、優勝に王手をかけた。先発した今秋ドラフト上位候補の川尻啓人投手(4年・高岡商)は東都リーグでは2004年秋の亜大・山木正博以来、11人目の無安打無失点を達成。魂の120球で4勝目を挙げた。
「八回まで(ノーノーに)気づいていなかった。あんまり実感ないんですけど、本当に気づいたらって感じだったので、うれしいっちゃうれしいですね(笑)」
五、六回に四球と失策でピンチを招きながらも、球速表示では最速153キロを計測した直球とチェンジアップを操ってホームベースは踏ませなかった。
今秋は先発としてチームをけん引しながら、七回以降にマウンドに上がったのは初めてだった。「体力的にはきつかったけど、気持ちで成り立ったって感じです」と納得顔を見せた。
正村公弘監督(63)は「尻上がりによくやってくれて、後半は相変わらずスリーボールになるけど、よく粘ってくれて本当にすごいなと」と称賛。前日に「エース」と声をかけた際に「まだ違います」と返答されたといい、「『今日はエースだな』って言って帰ります」と話した。それを受けて川尻は「監督さんが言うならそうだと思います」と照れ笑いでうなずいた。
14日の2戦目で亜大が勝てば2022年春以来の優勝となる。
