崇徳 エース西結多が延長10回完投で2年連続決勝 前エース・徳丸から「ピンチこそ『強気に』と教えられた」

 「秋季高校野球広島大会・準決勝、崇徳6-5西条農」(10日、ぶんちゃんしまなみ球場)

 準決勝2試合が行われ、広陵と崇徳が決勝に進出。2年連続で同じ組み合わせとなった。崇徳は、延長十回タイブレークの末に、西条農を退けた。広陵は4-1で広島新庄に競り勝った。1点を奪って迎えた四回2死一、三塁から重盗を決め得点。積極的な走塁が勝利を呼び込んだ。決勝戦と3位決定戦は11日、ぶんちゃんしまなみ球場で行われる。また、広陵と崇徳は秋季中国大会(23日~、鳥取・ヤマタスポーツパーク野球場ほか)への出場が決まった。

 延長タイブレークの十回だ。リードを守り切り、2年連続での決勝進出を決めた。力強く拳を握った西結多投手(2年)は「普段はしないんですが、勝ちたい気持ちが出ました」とにっこり。一人で投げ抜き、勝利を呼び込んだ。

 序盤から変化球の制球に苦しんだ。それでも要所で踏ん張り、失点を最少限にとどめる。藤本誠監督(46)は、「1イニングの失点が、最少だったことが勝因」と振り返った。エースの意地と底力だった。

 前チームの絶対的エース・徳丸凜空投手(3年)と同じ左腕。大会前から助言をもらい、力に変えてきた。「ピンチの場面こそ『強気に』と教えられた」と西。言葉通り、打ち取った場面で見せたこん身のガッツポーズは、まさに憧れの先輩の背中を追う姿そのものだった。

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