横浜・織田 救援1失点で高校野球に幕 今後は日米球団と面談「しっかり決断したい」進路決断後に会見へ

 「青森国民スポーツ大会・高校野球硬式・準決勝、花巻東5-3横浜」(4日、はるか夢球場)

 準決勝2試合が行われ、横浜は延長八回タイブレークの末、花巻東に3-5で敗退した。今秋ドラフト上位候補の最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)は2/3回を2安打1失点。高校最後の登板をかみしめ、今後は日米球団との面談を踏まえて進路決断後に会見を開く予定だ。天理は健大高崎に9-1で勝利した。決勝は6日に行われる。

 織田の名前が呼ばれると球場内は歓声が上がった。2-2の延長八回タイブレークの1死二、三塁でマウンドに上がった。最速151キロを計測するなど1人目を遊ゴロで2死一、三塁にするも、3番赤間と4番古城に連続適時打を浴びて3点を奪われた。試合に敗れて高校最後の公式戦登板となったが「改めてこのチームで野球ができたことはすごくうれしかった」と充実の表情で将来を見据えた。

 「18歳、高校3年生として考えて見るとこんなに濃い時間って、濃いよりも上ですけど、次の自分の将来のために考える時間って、普通なら考えないと思うので、生きていく上で将来にすごく生きるんじゃないかと思う。そういった意味でもしっかりと決断したい」

 すでにプロ志望届は提出済み。日米を視野に入れる右腕の進路に注目が集まる中、国民スポーツ大会の試合を終えて、22日に開かれるドラフト会議まで3週間を切り、決断の時が迫られている。

 今後の予定について村田浩明監督(40)は「これからプロの球団の方々と面談を控えている。やっとお話しできる機会なので、そこで自分(織田)自身が聞きたいことや、そういったことを踏まえて。彼の人生ですから、慎重に決めていければいい」。日米球団との面談を経て、織田が決断した後に会見を行うことを示唆した。

 「考えすぎたところで答えは出ないと思っている。でも考えてしまうのが、今です」と織田。限られた時間で悔いのない選択をする。

 ◆織田 翔希(おだ・しょうき)2008年6月3日生まれ、福岡県北九州市出身。186センチ、81キロ。右投げ右打ち。足立小1年から足立クラブで野球を始め、足立中では軟式野球部に所属。横浜では1年春からベンチ入り。今夏の甲子園では2回戦の日南学園戦で、春夏の甲子園大会で史上最速となる156キロをマーク。球種はカーブ、チェンジアップ。直球の最速157キロ。50メートル走6秒2、遠投100メートル。憧れの投手は松坂大輔。

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