巨人痛恨ドロー マルティネス九回あと1球から暗転 橋上監督代行「負けに等しい」阪神はM2で2ゲーム差に
「阪神2-2巨人」(1日、甲子園球場)
巨人・橋上監督代行は口を真一文字に結んだ。「選手含めて精いっぱいやってくれましたけど、この時点で引き分けっていうのはわれわれにとっては負けに等しい」。勝ちきれなかった重みがズシンと体に加わる。現実を受け止め、顔を上げようとした。
あと1死…むしろあと1球だった。1点リードで迎えた九回、守護神のマルティネスへ必勝バトンをつなぐも、敵地に響き渡る大声援が行く手を阻む。2死二、三塁のピンチを背負って、六回にも一時同点弾を放っていた大山に再び試合を振り出しに戻される適時打を浴びた。マルティネスも「絶対に勝ちたかった。ああいう状況になってしまって、すごく難しい試合になった」と受け止めるしかなかった。
運命の10・1決戦。ゲーム差2とまさに崖っぷちで挑んだが、先手を奪うも2度逃げ切りに失敗。今季最長5時間5分の総力戦を戦い抜き、指揮官は「最後は踏ん張ってくれたなと思う」とナインをねぎらった。残り2試合。阪神の優勝マジックも「2」に減り、逆転優勝はさらに厳しくなった。それでも立ち止まるわけにはいかない。前だけを見て、突き進むしかない。
