オリックス 19歳野上士耀捕手が死去 高卒ドラ7で今季入団 前日まで2軍で全体練習 部屋で倒れているのを発見
オリックスの野上士耀(のがみ・しきら)さんが30日、死去した。球団が発表した。19歳だった。小浜裕一球団本部長によると、午前7時45分に大阪市内の独身寮「青濤館」の部屋で倒れているのが発見されたという。野上さんは茨城・明秀学園日立から25年度ドラフト7位でオリックスに入団した捕手。1軍出場はなく、今季はファーム・リーグで32試合に出場した。29日は2軍の全体練習後に個別練習を行っていたという。
ショッキングな訃報に悲しみが広がった。野上さんが19歳の若さで急逝した。小浜球団本部長によると、午前7時45分に野上さんが部屋で倒れているのを、点呼に訪れた球団職員が発見。同8時に消防隊員により、死亡が確認されたという。
同本部長は「私も職員一同も事実を受け入れられない。大きなショックを受けております。家族のお気持ちを考えますと深い悲しみをお察しするところです。本当に残念でなりません。野上選手のご冥福をお祈りします」と憔悴(しょうすい)しきった表情で話した。
野上さんは愛知県出身。明秀学園日立で昨夏の甲子園に出場した。パンチ力のある長打と強肩を武器に25年度ドラフト7位でオリックスに入団。「1軍で出られるように頑張っていきたい」と意気込みを語っていた。
今季はファームで32試合に出場し、打率・187、0本塁打、4打点の成績を残した。ファーム最終戦となった27日の広島戦(シティS)にも「9番・DH」で出場。前日は元気な姿で全体練習に参加していたという。この日は急きょ、ファームの練習試合・阪神戦(杉本商事)が中止となった。朝には「青濤館」に警察車両が止まっているのが目撃されていた。
小浜球団本部長は「事件性がないというのはうかがっております」と明かし、死因について「ご家族のご意向もあり、非公表とさせていただきます」と説明した。
◆野上 士耀(のがみ・しきら)2007年5月23日生まれ。愛知県出身。明秀学園日立から25年度ドラフト7位でオリックス入団。右投げ右打ちの捕手でプレーし高校時代は25年夏の甲子園に出場。今季2軍公式戦は32試合に出場して打率・187、4打点、本塁打なし。
