ドラフト候補の慶大・渡辺和大 復調兆し5回2安打1失点「70%くらいはいい感じ」 阪神3人、巨人5人態勢など6球団が視察
「東京六大学野球、慶大4-2立大」(27日、神宮球場)
慶大が立大に4-2で先勝した。今秋ドラフト候補の渡辺和大投手(4年・高松商)は今季2度目の先発で最速147キロを計測するなど、5回2安打1失点(自責0)6奪三振。復調の兆しを見せる左腕に、阪神は3人、巨人は5人態勢で視察に訪れ、NPB6球団が熱視線を送った。早大は明大に4-3で逆転勝ちした。
エース本来の姿に戻ってきた。渡辺和は三回2死一、三塁のピンチを空振り三振で切り抜けてほえる。四回は捕逸で1点を失ったが、2者連続空振り三振で最少失点に抑えた。5回2安打1失点(自責0)6奪三振。「反省するところはいっぱいあるけど、70%くらいはいい感じに投げられた」と手応えを示した。
8月29日の高校日本代表との壮行試合5日前に、熱中症で大学日本代表を辞退。思うような調整ができず、秋季リーグ開幕までに万全とはいかなかった。しかし上田誠コーチと春の投球を見返しながら修正。普段は“投げ込み派”の左腕だが、「1日そんなに多くない球数を、量より質でやってきて良くなっている」と上り調子を強調した。
5人態勢で視察した巨人の担当の斉藤スカウトは「悪いながらもしっかり試合を作れている。(球速の)アベレージも145キロまで出ていた。将来性がある」と評価。注目を浴びる中でエースは「リーグ戦を抑えることしか考えていない」と次戦を見据えた。
