広陵 広商に夏のリベンジ!コールド勝ち 初回一気5点!主将の勝本「初回で試合を決めるつもりで」 松本監督成長と勝負強さ手応え
「秋季高校野球広島大会・2回戦 広陵9-2広島商」(26日、ぶんちゃんしまなみ球場)
2回戦2試合が行われ、広陵は9-2で広島商に八回コールド勝ちし、準々決勝に駒を進めた。初回、打者10人の猛攻で5点を奪うなど投打で圧倒した。呉は7-3で神辺旭を下した。また、雨のため近大広島高福山-山陽、武田-盈進、広島井口-広島新庄は中止。高陽東-呉港、西条農-基町、尾道-崇徳は継続試合として、いずれも27日に開催される。
圧巻の集中打だった。初回。1番・田端陽太朗外野手(2年)が四球で出塁し、攻撃のスイッチを入れる。積極的に次の塁を狙う走塁を絡めながら、広陵が打者10人の猛攻で一挙5得点だ。適時打を放った主将の勝本晴太捕手(2年)は「初回で試合を決めるつもりで打席に入った」と力を込めた。
序盤から怒濤(どとう)の攻勢で握った主導権。つながる攻撃は、チーム全体で徹底してきた高い意識があるからこそ。新チームは、前チームと異なり、個々の力で飛び抜けた選手はいない。だからこそ「一塁への駆け抜けや、隙を突く走塁などを徹底してきた」と勝本主将。合言葉は「凡事徹底」。確実なプレーを愚直に追求してきた。
松本健吾監督(35)は新チームの原点をはっきりと覚えている。夏休みの3年生との練習試合。0-10と大差をつけられた試合だ。
「ボロボロに負けました。彼らはしっかり弱さを知っている。自分たちのできることを一生懸命やっていこうというのは、言っていました」
選手は弱さを認めることで、自らの課題と向き合い、汗を流した。
初回の5点に「そこまで取れるとは思わなかった」と本音をのぞかせつつ、松本監督は確かな成長と勝負強さに目を細めた。
広島商戦は今年3度目。春季大会では七回コールド勝ちしながら、今夏は準決勝で敗れていた。リベンジに成功し、チームはさらにたくましさを増すはずだ。
「どんな相手でも1点、1点を積み重ねていきたい。全力で倒しにいって絶対に優勝をしたい」と勝本主将。強い決意を胸に、一戦必勝で広島の頂点へと駆け上がる。
