オリックス延長戦負けなし 十回太田が今季3度目サヨナラ打「これ以上にうれしいことはない」チーム7カードぶり勝ち越し

 「オリックス7-6ロッテ」(5日、京セラドーム大阪)

 順位が4位でも、延長戦に引きずり込めば負けない。延長十回1死満塁、太田椋内野手が値千金の左前適時打を放ち、オリックスは今季8度目のサヨナラ勝ち。延長戦は今季6勝2分けと無類の強さで、7カードぶりの勝ち越しを決めた。

 「最高の形で皆が回してくれたし、執念で決めたろうと思った。自分の一打で決まったので、これ以上にうれしいことはない」。太田自身今季3度目のサヨナラ打だったが、九回の好機では痛恨のバント失敗。ミスを自ら帳消しにし、最高の笑顔をみせた。

 スタンドからの後押しも大きかった。この日は毎年恒例の大阪桐蔭高吹奏楽部による「応援コラボデー」。奈良・天理高出身の太田も「本当に(応援が)熱くしてくれる。ブラスバンドは高校時代を思い出させてくれる」と感謝した。殊勲者は太田だけではない。4日に1軍昇格した大阪桐蔭OBの池田も今季2度目のスタメン。六回に「後輩の応援にも背中を押された」と一時同点となる左中間越えの適時二塁打を放ち、期待に応えた。

 8月14日以来の連勝を決めた岸田監督は「全員が最後までよく戦ってくれた」。逆転CS進出はまだあきらめない。

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