横浜 村田監督「相手が強かった。渡辺さんも『そんなに甘くねえぞ』と言ってくれてると思う」 号泣の小野主将「決勝で織田をマウンドに、と思っていた」
「全国高校野球選手権・準決勝、智弁和歌山7-1横浜」(20日、甲子園球場)
横浜が逆転負けを喫し、1998年以来28年ぶりの決勝進出を逃した。村田浩明監督は「3年生が本当によくやってくれた。彼らがいなければここまで来れていないので、感謝の一言です」と切り出した。
先発の織田翔希投手(3年)は準々決勝・花巻東戦での123球完投から中1日で先発し、3回途中4失点でKOされた。「打たれることはしょうがない。序盤でもあったので、打つ方で何とか挽回して決勝で織田をもう一度、と考えていましたが、相手が強かった。優勝してもらいたい」と智弁和歌山打線をたたえた。
その上で「優勝するために来ているので。でも負けからはい上がるのが、横浜。(17日に亡くなった)渡辺さんも『そんなに甘くねえぞ』と言ってくれてると思います」と話した。
織田については「研究もされ、コンディションが悪い日でも何とかしてくれたピッチャーだった」とねぎらった。
試合後は号泣した主将の小野舜友内野手(3年)は「織田は一生懸命投げてくれているというのは伝わってきたし、いつも0点に抑えるということは誰にもできない。野手で逆転して、決勝でもう一度、織田をマウンドにと思っていたのですが」と悔やみ、「智弁和歌山さんは、強かった」と相手をたたえた。
今後については「大学に進学して、その後どこに行ってもチームを勝たせられる選手になりたい。重圧の中でプレーできるのは横浜だけ。ここを選んでよかった」と振り返った。
