ノーヒットノーラン最年長達成者は?【プロ野球記録企画】
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回はノーヒットノーラン最年長達成者を取り上げる。
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1965年8月11日生まれの山本昌は、06年9月16日の阪神戦で、この年23試合目のマウンドに立った。優勝を争うライバルとの一戦とあり、本拠地ナゴヤドームには3万8287人のファンが詰めかけた。
山本昌は一回に赤星憲広、関本健太郎、シーツの上位打線を3人で抑え、無難な立ち上がりを見せた。その裏に井端弘和の右越え先制ソロが飛び出し、波に乗った。
四回先頭の赤星を失策で生かし、続く関本に二塁へ送られ、この試合で唯一のピンチを背負う。ここで続くシーツ、金本知憲を抑え、失点は許さなかった。
味方もベテラン左腕を援護する。その裏ウッズが2ランを放ち、点差を広げた。
山本はその後も、走者をまったく許さない。九回先頭の代打スペンサーを中飛、同じく代打の中村豊を三塁ゴロ、最後の打者赤星も三塁ゴロに仕留め、ノーヒットノーランを達成した。
この時点で山本昌は41歳1カ月。お立ち台で山本昌は、成し遂げた偉業に「びっくりしました。でもそれよりも、大事な試合に勝ててうれしい」とベテランらしくチームの勝利を何より喜んだ。
これで勢いを得た中日は、阪神とのデッドヒートを制し、2年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…山本昌(中日)41歳1カ月
