巨人・小笠原 移籍後初先発 バンテリン大ブーイングも7回0封!3勝目「ブーイングも一つの歓声」
「中日0-11巨人」(16日、バンテリンドーム)
敵地となったバンテリンドームで、巨人・小笠原がヒーローとなった。「アウェーに変わった。ウイングもついていますし、新しい球場として臨みました」。先発オーダーの発表や登板時だけではない。ヒーローインタビューでもブーイングされる異様な空気だったが、7回無失点と結果で黙らせた。
強い気持ちが白球に乗った。序盤から強い直球で攻め、150キロも計測。初回と三回のピンチを無失点で切り抜けると、四回以降は二塁さえ踏ませない快投で中日打線を“圧投”した。好投手・柳との投げ合いを前に、「ロースコアになることは頭の中にも入っていた」と丁寧に投じた107球で3勝目を手にした。
スタンドからはブーイングと同時に「ドラゴンズでもそういうピッチングしてくれ」などのヤジも飛んだ。移籍初先発も本拠地での中日戦。その試合も大ブーイングを浴びたが、巨人ファンの大声援がかき消した側面もある。小笠原は言う。「ブーイングも一つの歓声としてね、しっかり投げたいと思います」。目の前の1球から逃げないで立ち向かう。竜の本拠地で、小笠原がまた一つ強さを刻んだ。
