日本ハム・有原 2戦連続完封 貫禄11Kで1000K達成 新庄監督「このまま今シーズン全部完封で締めてもらって」
「日本ハム1-0楽天」(9日、エスコンフィールド)
2年連続最多勝右腕が、本来の姿を完全に取り戻した。最後の打者を打ち取った日本ハム・有原航平投手は、ポンポンとグラブを軽くたたき、貫禄の笑みを浮かべた。圧巻の2試合連続完封。しかも虎の子の1点を守り切る快投を「目の前のバッターを抑えていくしかない。先に点を取られないという気持ちだけで投げていました」と、冷静に振り返った。
初回1死一、二塁のピンチを切り抜けると、持ち味を存分に発揮した。走者を背負っても、球威十分の直球と多彩な変化球で要所を締めた。11三振を奪い、三回には史上161人目の通算1000奪三振も達成した。
開幕ローテ入りから1勝5敗で2度の2軍落ちも経験。それでも、7月2日のオリックス戦で2勝目を挙げて以降、状態は右肩上がりだ。投球フォームは安定感を増し「前半より真っすぐがいい。春先より自信を持って投げられているのは間違いない」とうなずいた。
新庄剛志監督も「いや~、有原くん、すごかったね。このまま今シーズン全部完封で締めてもらって」とご機嫌。例年スロースターターの右腕だけに「感覚が戻ってきたっていうのがあるんじゃないですか」と復調の要因を推察し、期待を込めた。
有原は11日が34歳の誕生日。自ら前祝いの白星を挙げ「負けるよりは勝つ方がよかった思うので、よかったかな」と笑った。前半戦は期待を裏切った分、終盤はフル回転で取り戻す。
◆通算1000奪三振 日本ハム・有原投手が9日の楽天⑲戦(エスコン)の三回に中島から空振り三振を奪って達成。プロ野球161人目。初奪三振は15年5月15日のオリックス戦で駿太から。
