立命館宇治 7年ぶりの勝利ならず 2番手・坂本「応援が圧のように」あと1死から逆転許す 

 「全国高校野球選手権・1回戦、有明6-3立命館宇治」(7日、甲子園球場)

 1回戦が行われ、春夏通じて甲子園初出場の有明(熊本)は立命館宇治(京都)に6-3で逆転勝ち。熊本県勢の春夏通算110勝目となった。1点を追う九回に永田晴輝内野手(3年)の3点二塁打などで4点を奪った。7月28日に発生した地震で傷ついた地元へ、聖地から届ける1勝となった。この日から、最も熱中症リスクの高い時間帯を避けるために、午前1試合、午後3試合の2部制で実施された。

 3年ぶり出場の立命館宇治が、勝利を目前にしながら姿を消した。1点リードで迎えた九回2死。2番手の坂本有央(あお)投手(2年)は異変を感じていた。

 「相手が熊本ということもあって、応援が圧のようになっていました。空気が変わった」。2連続四球で2死満塁となり、左中間へ逆転の適時二塁打を浴びた。満員の一塁側アルプス席は勝利の瞬間を待つ歓声から、悲鳴へと変わった。

 全出場校のうち唯一の「2年生主将」の江原雅登捕手は初回に左前打、3回には二死二塁から先制の適時二塁打を放つなど活躍。「3年生がいなければここまで来ることはできなかった。来年は勝てるチームになって、甲子園に戻ってきたい」。初出場の2019年以来7年ぶりの勝利を逃した。ただ、2年生中心のチーム。来年はさらに強くなって、必ず甲子園で校歌を響かせる。

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