東筑 30年ぶり甲子園星ならず 平山先頭打者ホームランも逆転負け「勝って最高の恩返しをしたかった」
「全国高校野球選手権・1回戦、神村学園5-1東筑」(6日、甲子園球場)
東筑の前に30年間立ちはだかった壁は今回も破ることはできなかった。神村学園に逆転負け。みんなで校歌を歌うという目標は果たせなかった。「勝って最高の恩返しをしたかった。申し訳ないです」。平山護主将(3年)は涙をにじませた。
出だしは最高だった。一回、先頭打者の平山が左翼ポール際へ本塁打を放ち先制。「うれしかったけど、試合の流れをつかんだわけではないので気が引き締まった」。主将として先制弾の喜びに浸る余裕はなかった。
エースの深町光生投手(3年)は三回に1死から3連打で1失点。さらにこの回3暴投が出て3点を失った。
福岡大会で昨秋の明治神宮大会優勝の九州国際大付を破った。この1年、甲子園経験のある強豪と練習試合を重ね手応えはあった。山下聖士監督(45)は「この大舞台で先頭打者本塁打を打って最高のキャプテンシーを見せてくれた」と主将の一発をたたえた。「1、2年生はまた戻ってきて校歌を歌ってほしい」。甲子園に勝利への思いを残し、平山は次の道へ進んでいく。
