履正社が3年ぶり6度目甲子園 24安打16得点の猛攻 主将・辻が今大会打率・462&15打点の大活躍
「高校野球大阪大会・決勝、履正社16-2箕面学園」(28日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
6大会で決勝が行われ、大阪大会は履正社が24安打16得点の猛攻で箕面学園を下し、2023年以来3年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。主将で4番の辻竜乃介内野手(3年)が2安打2打点。今大会を通じても15打点の活躍でチームを引っ張った。父の西武・辻竜太郎2軍野手チーフコーチ(50)も応援に駆けつけ、優勝を喜んだ。その他は仙台育英(宮城)、福山(広島)、中京(岐阜)、享栄(愛知)、高川学園(山口)が勝ち49代表校が出そろった。8月1日にオンラインで組み合わせ抽選会が行われ、大会は5日に甲子園球場で開幕する。
打って打って打ちまくって153チームの頂点に立った。履正社が圧倒的強さでつかんだ夢の甲子園切符だ。この日も辻は打線の中心にいた。4点を先制した三回は犠飛。四回にも中前適時打を放つなど、2安打2打点の活躍だった。終わってみれば24安打16打点で大勝。「長い長い大会だったんですけど、最後に勝ちきることができて、いろんな人に感謝の気持ちを伝えたい」。試合後のインタビューで辻は少しほっとしたような笑顔を見せた。
強豪校ながら、3年生は甲子園に出場できていなかった。昨年の秋季大会では5回戦で大商大堺に敗戦。センバツ出場も逃し、今回がラストチャンスだった。「秋に負けて、チームの方向性がずれてしまうこともあった」と辻。それでも苦しい時こそ主将として前に立ち、声を出して仲間を引っ張ってきた。「全員が同じ気持ちではないのは分かっている。でも、大阪大会優勝、甲子園、圧倒的日本一、と目標は全員一緒にやってきた」。主将を中心にチームは再び一つになり、春季大阪大会では優勝。そして甲子園の夢もかなえた。
辻は今大会打率・462、15打点の活躍だった。多田晃監督(48)も「辻とはよく話もしました。冬も春も自覚を持って取り組んでくれた。そういう責任感がこの大阪大会、最後に出たんじゃないか」と主将の奮闘をたたえた。甲子園では2019年以来7年ぶり2度目の優勝を目指す。辻は「積極的なバッティングでチームを引っ張って行きたい。キャプテンとしてどっしりと構えて甲子園でも堂々たるプレーをしたい」と聖地での大暴れも予感させた。
