智弁和歌山が接戦制し3年連続の夏の甲子園 山田が勝ち越し打含む4安打 中谷監督「いつ負けてもおかしくなかった5試合をこなしてこれた」
「高校野球和歌山大会決勝、智弁和歌山4-3耐久」(27日、紀三井寺公園野球場)
智弁和歌山が3年連続29度目の優勝を果たし、甲子園出場を決めた。初回から耐久のエース・野崎健友投手(3年)を攻略した。先頭の長友悠成外野手(2年)が二塁打で出塁。その後1死三塁となると、投ゴロの間に先制点を挙げた。さらに4番・山田凜虎捕手(3年)が左前打を放つと、楠本龍生内野手(3年)が右翼への2ランをマーク。初回に3点のリードを奪った。
しかし二回、智弁和歌山の先発・長井心海投手(2年)は先頭に死球を与えると、四球、暴投、味方の失策もあり2死満塁に。耐久は巽悠晟内野手(3年)の適時打で2点を返した。その後は両投手好投を続け、ゲームは智弁和歌山が1点リードのまま終盤へ突入した。
ゲームが動いたのは八回だ。智弁和歌山は2番手・久葉亮太投手(3年)がマウンドへ。1死から四球を与えると暴投で1死三塁に。中村綱二朗外野手(3年)のスクイズで同点に追いつかれた。それでも八回、智弁和歌山は2死一塁のチャンスをつくると、山田がこの日4安打目となる左前打をマーク。遊撃手の三塁への悪送球の間に勝ち越しに成功した。
試合後、中谷仁監督は「あ~しんどかったっていう感じです」と激闘を振り返り「要所要所でよく守れた。本当に素晴らしいチームで春の決勝も苦戦したんですが、本当にしぶとかったです。目いっぱいのプレーで相手のエラーだったんですけど、本当によく点が取れたと思います。本当にこの大会1回戦からどのチームも素晴らしいチームでいつ負けてもおかしくなかった5試合をこなしてこれた。和歌山代表として1戦でも1日でも長く戦うことを約束したい」と語った。
