侍ジャパン・井口資仁新監督就任 ロス五輪へ大谷らメジャー組の参戦熱望「日本の宝。引っ張っていってほしい」早期ヒアリングへ
野球日本代表「侍ジャパン」新監督に元ロッテ監督の井口資仁氏(51)が就任することが25日、発表され、東京都内で記者会見が行われた。「元メジャーリーガー」の代表監督は初。米大リーグで活躍する大谷(ドジャース)ら日本選手を「日本の宝」と表現し、金メダル獲得を目指す2028年ロサンゼルス五輪への参加を熱望した。契約期間は五輪までだが、開催時期未定の第7回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)までとなる可能性もある。
代表監督の重責を担うことになった井口新監督は、表情を引き締めて所信表明を行った。
「侍ジャパンは球界最高の選手たちが集まる。その才能を最大限に引き出し、日本らしい緻密さ、粘り強さ、そして挑戦する姿勢を世界に示していきたい。世界の頂点を目指したい」
課せられた最大のミッションは28年ロス五輪での金メダル獲得。そのために欠かすことができないのが「球界最高」の選手たちの存在となる。
大谷を筆頭に、自身が在籍しワールドシリーズ制覇も経験したホワイトソックスの村上ら多くの日本選手がメジャーの舞台で活躍を続ける。
「MLBで活躍している選手は日本の宝。五輪に参加して引っ張っていってほしい思いはある」。最大限の敬意を表して、参加を熱望した。
3月のWBCでは史上最多となる8人のメジャーリーガーが集結した。井口新監督も最強のチーム編成を実現させるべく積極的に行動を起こす。「12球団を回ってあいさつをさせてもらいたいし、できるだけ早い段階でMLBの選手に声をかけたい」。大谷らと膝をつき合わせ、直接対話をする考えを示した。
11月中旬に開催される若手主体の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」が初陣となる。自身が出場した1996年アトランタ五輪で日本は銀メダルを獲得。その先にある金メダルへ、まずロス五輪への出場権を勝ち取る必要がある。
「厳しい道は覚悟の上。まずはアジアのナンバーワンを取ることが最大の目標。そのために来年のプレミア12に向けて、選考も含めてしっかりと試合をやっていきたい」
きっぱりとした口調で頂点を目指す道のりへ決意を示した。
