八王子実践が初の決勝進出 河本監督「いい顔して野球をやろう」浸透 創立100周年で初の甲子園に王手

 「高校野球西東京大会・準決勝、八王子実践4-2明大八王子」(24日、神宮球場)

 シード校として唯一4強に残っていた八王子実践が接戦を制し初の決勝進出。春夏通じて初の甲子園出場に王手をかけた。26日に神宮球場で行われる決勝戦で、創価と対戦する。

 同校創立100年を迎えたとしに過去最高の4強を決勝進出。河本ロバート監督(40)は「全身全霊と言いますか、自分たちが持っているものをすべてぶつけないと勝てるとも思っていなかったので、結果的に本当に勝てて、とてもうれしく思います」と喜んだ。

 同点とされた直後の七回に打線がつながった。安打と犠打、申告敬遠で1死一、二塁とし、桜泰成外野手(3年)がセーフティーバントを決めて満塁。3番に入った亀山翔汰外野手(2年)が中前に決勝2点適時打を放った。先発の塚原翔太投手(3年)は9回136球を投げて8安打2失点で完投した。

 ベンチで笑顔を絶やさず積極的に声が出るのが八王子実践のスタイル。河本監督は「うちのチームとしては『いい顔して野球をやろう』っていうところを徹底していまして。ネガティブになる気持ちのところもあえてポジティブなプラスな言葉の声をかけ合いをずっとやってきてはいたので、緊張する場面でも本当に、私がハッパをかけなくても、自分たちから自発的に声が出ているの。すごくいい空気感でやれてる」と言う。

 春夏通じて初の甲子園まであと1つ。エースの塚原は「(マウンドに)立つという気持ち」ときっぱり。「今、歴史を塗り替えたというか、過去の成績を超したんで、もうその勢いのまま決勝でも創価を倒していきたいと思います」と甲子園を見据えた。

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