横浜 織田翔希にアクシデントか 五回表の投球練習中に右足がつったような仕草 治療経て続投→五回を懸命に抑える→右足やや引きずりながらベンチへ

  「高校野球神奈川大会・準決勝、横浜-慶応」(24日、横浜スタジアム)

 横浜の織田翔希投手が五回の投球練習中に異変を訴えベンチに下がった。それでも治療を終えて再びマウンドに上がった。

 4回まで慶応打線を四球一つのノーヒットに抑えていた織田。だが五回表開始前の投球練習中に右足がつったような仕草を見せた。直後に控え部員が水を持ってマウンドへ。治療のためベンチへさがった。

 横浜ナインも酷暑対策のため全員がいったんベンチへ引き揚げた。まさかのアクシデントにスタンドは騒然。だが治療を終えてマウンドに向かった右腕は、右足を気にする仕草を見せながらも投球練習を開始。続投となった。

 明らかに違和感を覚えているようなシーンがありながらも155キロを計測。1死から連続四球を与えてこの試合初めて得点圏に走者を背負ったが、8番を左飛に打ち取った。9番の延末に2球目を投じた直後には思わず表情をゆがめた。それでも151キロで右飛に仕留めてピンチを脱出。降板する際には右足をやや引きずるような形で歩いた。

 織田は初回4球目に自己最速となる156キロを計測し、横浜スタジアムのスタンドが大きくどよめいた。さらに二回には157キロを連発する圧巻の立ち上がりだ。

 注目の一戦で先発マウンドに上がった織田。いきなり153キロを計測すると、4球目に156キロをたたきだした。ストレートは常時150キロをオーバーしており、フォークも143キロを計測。超高校級の球威で立ち上がりを三者凡退に抑えた。

 さらに二回には2死から八百坂の初球に157キロを計測。自己最速を1キロ更新し、再びスタンドは大きくどよめいた。最後は157キロで左飛に仕留め、2回をパーフェクトだ。

 三回も150キロ台の直球とキレのある変化球を織り交ぜた織田。2死から四球で初の走者を許したが、落ち着いて後続を打ち取った。四回は上位打線から始まる打順だったが、しっかりと三者凡退に斬った。

 織田は今大会、初戦だった9日の2回戦・湘南工大付戦に先発し、初回に左足首に打球を受けて交代した。「骨に異常なし」の診断だったが3回戦・住吉戦を欠場。3度のブルペンを経て4回戦の東海大相模戦でリリーフ登板を果たした。

 5回戦の三浦学苑戦で先発復帰し4回1安打無失点。準々決勝は登板がなく、万全のコンディションでこの日を迎えていた。

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