崇徳・徳丸 涙の敗戦「去年と同じような負け方をしてしまった。自分の力不足」 あと1アウトで勝利逃す
「高校野球広島大会・準々決勝、広陵5-3崇徳」(22日、電光石火きんさいスタジアム三次)
準々決勝4試合が行われ、4連覇を目指す広陵は崇徳を逆転で下し、準決勝に駒を進めた。2-3の九回2死一、三塁から主将・曽根丈一郎内野手(3年)の左越え2点適時三塁打で逆転した。昨夏決勝の再戦。2年連続で最終盤で試合をひっくり返した。
三塁側の応援席前。崇徳・徳丸凜空投手(3年)は、人目をはばからず泣き崩れた。「1年間、ここで勝つために準備してきた。去年と同じような負け方をしてしまった。自分の力不足」。あと1アウトで勝利を逃し、春夏連続となる甲子園出場の夢は断たれた。
3-2の九回2死一、三塁から曽根に三塁打を浴び、続く熊高にも二塁打を打たれて3点を失った。体はもう限界に近づいていた。暑さの影響もあり、八回途中から左足にけいれんが起こり始めていた。水分補給などを行ったものの、劇的な改善には至らなかった。
広陵との再戦。昨夏もバッテリーを組んだ主将の新村瑠聖捕手(3年)のミットを目がけて、全力で腕を振り128球を投げ込んだ。「新村のミットは、これまでにないくらい大きく見えた。頼もしかったし、感謝しかないです」。すべてを出し切ったエースの夏が終わった。
