関西創価・那須 プロ志望届提出明言 延長十回、履正社にサヨナラ負け「とにかく言葉が出ない」NPB6球団視察
「高校野球大阪大会・3回戦、履正社2-1関西創価」(18日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
大阪大会の3回戦では履正社が延長十回タイブレークの末、2-1でサヨナラ勝ち。敗れた関西創価のプロ注目右腕、那須英翔投手(3年)はプロ志望届を提出すると明言した。
今春の府大会王者、履正社に大健闘も、あと一歩及ばなかった。那須は「ここで終わりだなと。とにかく言葉が出ない。悔しい」と涙を流した。
初回に先制を許したが、直後に味方が追い付くと粘りの投球を続けた。同点のまま延長タイブレークへ。十回、無死満塁で投じた117球目のチェンジアップは、無情にも中前に落ちた。
公式戦で完投したことはなかったが、強豪相手に9回0/3を6安打2失点(自責点1)と好投を演じた。転機は昨秋の大阪桐蔭戦で2回2/3を7安打7失点と打ち込まれたことだった。小野哲平監督(43)は「人格が変わったように練習するようになった」と言う。秋から球速も約5キロアップし、最速143キロになった。
この日はNPB6球団のスカウト陣も視察に訪れた。那須は今後について「プロで指名していただくことを目標にやっていた」とプロ志望届を提出することを明言。「この負けで腐ることなく、もう一個成長してプロの舞台で活躍できるような選手になりたい」と力強く、未来を見据えた。
◆那須 英翔(なす・えいと)2008年8月2日生まれ、17歳。奈良県川西町出身。182センチ、87キロ。右投げ右打ち、投手。小1から川西フェニックスで野球を始める。式下中では五條リトルシニアでプレーし本格的に投手転向。関西創価では1年夏に背番号20でベンチ入りし、1年秋から背番号1。球種はスライダー、カーブ、チェンジアップ、シュート。憧れの選手は巨人・大勢。
