巨人・西舘 7回1失点で2勝目 中大時代以来の神宮で「ものすごく投げやすかった」
「ヤクルト2-8巨人」(15日、神宮球場)
大学時代と変わらない景色の中、巨人・西舘勇陽投手がゾーン内での真っ向勝負を挑んでいった。「よかった。本当に大量得点で、野手のおかげです」。打線にもスタンドにも背中を押されるかのように7回4安打1失点で今季2勝目。先発として初めてセ・リーグ球団に勝利した。
最大のポイントは四回だ。1点の先制を許すも、直後に味方が3ランで逆転に成功した。流れは渡さない。5番から始まる攻撃を9球で三者凡退に料理し、「テンポよくいったので、そこがよかった」とホッとした。
中大時代に慣れ親しんだ神宮。何度も汗を流した舞台だった。最も印象に残るのは22年6月22日、東洋大との入れ替え戦で先発した試合だ。チームはサヨナラ勝利し、1部残留をつかんだ。「お客さんの数は全然違うんですけど、ものすごく投げやすかった」と今も体に染みつく“記憶”だ。
先発で挙げた3勝はいずれも交流戦での勝利。ようやくセ・リーグの相手に勝った。「7回投げられた。また次に向けてしっかり調整していきたい」。熱狂を知るマウンドでプロとして踏み出した一歩がある。西舘がここからまた進化する。
