巨人・佐々木 ダイヤモンド爆走!プロ初満弾「タイムリーを打つしか頭になかった」初回3四球から1安打で4点

 1回、満塁弾を放ち、全力疾走する佐々木(撮影・佐藤厚)
 1回、佐々木は満塁弾を放ち、笑顔を見せる(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA3-4巨人」(12日、横浜スタジアム)

 巨人・佐々木俊輔外野手がダイヤモンドを爆走した。プロ初の満塁弾に笑みを浮かべながら二塁、三塁を全力疾走で蹴る。3四球で得た満塁の好機で奪った最高の4打点だ。「そこまで深く考えてなかったですね。自分の打てる球、タイムリーを打つしか頭になかったので」。心はシンプル。一振りで仕留めた。

 ハイライトは初回だ。DeNA先発・篠木が制球に苦しむ隙を一気に攻め込んだ。外角直球を振り抜くと、「自分の中ではいい感じに押し込めた。後は切れるか、切れないか」と走り出す。巨人ファンの待つ左翼ポール際に飛び込む6号グランドスラムに、ベンチもお祭り騒ぎだった。

 今年からFAで帝京高の先輩でもある松本が加入。キャンプ前の合同練習では守備力の差を感じ、「変わらないといけない」と心に誓った。激戦区の外野の中で存在感を見せるも、6月10日に死球を受けた影響で「右肋骨(ろっこつ)の骨挫傷」の診断を受けた。同24日に抹消され、2軍では「自分のスイングを見つめながら過ごした」と己と向き合う日々。自身の過去の記憶でも定かではない満塁弾に、少しだけ笑みを浮かべた。

 迷いのないスイングで描いた放物線。橋上監督代行も「(九回の)最後のヒットも、ちょっと角度がつけばホームランじゃないかってぐらいの打球速度でしたから」とうなった。DeNAに連勝し1差で首位・阪神を追走。夏の主役へ一気に躍り出る。

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