中日・涌井 1年目から22年連続白星 米田哲也に並ぶ歴代2位「素直にうれしいです」

 「中日8-1広島」(11日、バンテリンドーム)

 不惑を迎えたベテランが、球史に残る自らの名前をまた一つ上へと押し上げた。中日・涌井が勝った。ルーキーイヤーの2005年から22年連続勝利を挙げた背番号20が、「ガソリンタンク」の異名を持つ米田哲也(阪急ほか)に並ぶ歴代2位タイへと上り詰めた。

 「素直にうれしいですし、もう40歳なんだな、と思いました。今年は(初勝利まで)長かった。ようやく今年が始まったな、と感じました」

 粘りで白星をたぐり寄せた。初回。1死から菊池に二塁打を許すも、3番・ファビアンをスライダーで空振り三振、4番・坂倉を外角シンカーで遊ゴロに打ち取り、無失点。最速149キロの直球に変化球をちりばめ、要所を締めた。6イニングを6安打、1失点にまとめた。

 新人からの連続勝利年数で、涌井よりも上に名を連ねるのは、ヤクルト・石川(24年連続)だけとなった。「ここまできたらいろんな数字が見えてくる」と色気も見せつつ、見据えるのは近未来だ。「投げる試合は全部勝ちたいし、ずっと1軍にいたい」。尽きることのない意欲が、不惑の背番号20を走らせる。

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