日本ハム・水野 3号サヨナラ弾「(頭が)真っ白に」新庄監督も「アンビリーバボー」 チーム10年ぶり9連勝で3位浮上
「日本ハム4-3中日」(13日、エスコンフィールド)
日本ハム・新庄剛志監督の第一声が全てを物語った。「アンビリーバボー(信じられない)」。思わず笑ってしまう勝負強さ。今季2度目のサヨナラ勝ちで10年ぶりの9連勝だ。「なんすか、この勝ち方は。連勝してる時って、こういう勝ち方をするんですね」と、感心したように言葉を続けた。
九回に守護神・柳川が2点リードを追い付かれる展開。それも、劇的結末の伏線に過ぎなかった。その裏1死から、水野達稀内野手が右中間への3号サヨナラ弾。本拠地が熱狂に包まれる中で「試合で初めて興奮で(頭が)真っ白になりました」と、バンザイしながらホームインした。
連勝中はこの日の3失点が最多で、他は全て2失点以下。投手陣に応えるように、打線もしぶとく点を取ってきた。九回の打席に入る前、野村に「決めてくるわ」と言った水野は「大晟(柳川)が苦しいマウンドだったんで、勝ってちょっとでもあいつのダメージを減らしてやりたかった」と、仲間をカバーできたことを喜んだ。
オリックスをかわし、5月22日以来の3位浮上。交流戦優勝にも望みをつないだ。指揮官は「同点になっても、やたら落ち着いてる自分がいるんですよね。やってくれるだろうって」と選手への信頼を口にすると「18連勝ですよね、記録は。南海ホークス、野村克也さんの時代」とニヤリ。球団記録の15連勝を超え、恩師が関わったプロ野球記録に照準を向けるほどの強さが、今のチームにはみなぎっている。
