関大が劇的サヨナラ勝ちで54年ぶりV王手!決勝は前回Vと同じ慶大と

 「全日本大学野球選手権・準決勝、国学院大3-4関大」(13日、神宮球場)

 関大は劇的サヨナラ勝利で35年ぶりの決勝進出を決めた。八回に同点に追いつかれ、試合は九回へ。中原海晴投手(4年・徳島商)が1死一、二塁のピンチを背負ったが、併殺に打ち取り切り抜けた。すると直後の攻撃で先頭の加藤蔵乃介内野手(2年・浜松開誠館)がエース・藤本士生投手(3年・土浦日大)から中前打をマーク。

 2犠打で2死三塁となると、中村莞爾外野手(4年・興國)は敬遠され、2死一、三塁となった。

 打席を迎えたのはこの日3三振1四球だった4番・山本峻輔外野手(3年・延岡学園)。2ストライクからの3球目を「スライダーで来るだろうなと思っていた。それが浮いてくれたので」と左前に運び、勝利を導いた。人生初のサヨナラ打だったといい、「今までの野球人生で一番気持ちよかった」と笑顔で語った。

 今秋ドラフト候補の先発・米沢友翔投手(4年・金沢)は発熱で体調が良くない中だったというが、5回4安打1失点6奪三振。小田洋一監督(60)は「体調悪そうなのは分かっていたんですけど、本人が『大丈夫』と言っていたのであまり深く聞くのはやめようと思って。今日は発熱の中頑張ってくれた」と話した。

 14日は1972年以来54年ぶりの優勝をかけ、慶大との決勝に臨む。くしくも1972年も相手は慶大で、エース・山口高志が完封し、サヨナラ勝利を導いた。小田監督は「慶応さんと決勝戦を神宮球場でできるのは夢のようなこと。選手、スタンド一体となって全力で戦うだけ」と意気込んだ。

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