慶大・渡辺和に前回覇者の東北福祉大監督が脱帽「プロのピッチャーかと思った」大会タイ記録8者連続K→トータル15K「真っすぐかスライダーか」
「全日本大学野球選手権・準決勝、東北福祉大2-5慶大」(13日、神宮球場)
前回王者で2連覇とはならなかった東北福祉大の山路哲生監督(59)は、慶大の先発・渡辺和大投手(4年・高松商)に「プロのピッチャーかと思った。本当にすごいピッチャーだった」と脱帽した。渡辺和は初回から三者連続三振。二回から四回にかけては大会タイ記録の8者連続三振をマークした。七回までは無安打無失点を継続。ツーシーム、スライダー、カットボールを織り交ぜ、7回1/3を1安打1失点15奪三振だった。山路監督は「低めのボールのキレっていうか、真っすぐかスライダーか分かりづらい球を空振りしていた」と話した。
渡辺和は「状態は結構良くて腕も振れていた」と話し、新記録については「意識はしていなかた。一球一球丁寧に投げていた結果がああなった。8者連続とは気づいていなかった」と明かした。
ノーヒットについては「五回か六回に思っていたんですけど、1本で流れが変わるのでそこをキャッチャーと言っていました」と語った。八回には初ヒットを許し、四球を与えて1死一、二塁となったところで交代。「行かせてくれるのかなと思ったんですけど、『ま、広池に代わるんだけど』って言われて、『あ、代わるんだ』って(笑)」とマウンドにコーチが来た際の素直な心境を告白し、報道陣の笑いを誘った。
大会記録の1試合19奪三振まではあと4だったが、「そこは別に、たぶん取れてないので。僕があのままいってたら負けていたかな」と謙虚に語った。
