大商大・星野 故障から進化した左腕 フォーム見直し今春4勝1敗2完封、防御率1・32

 第75回全日本大学野球選手権大会(神宮、東京ド)が8日に開幕する。世代の頂点をかけて、27大学が熱戦を展開。今回の「アマ野球のせかい」では、全国のリーグを勝ち上がったチームの注目選手を担当記者が紹介する。

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 大商大の星野世那投手(4年・近江)は復活の春を過ごした。昨年春に左肘を痛め、秋も1登板に終わった。チームも8連覇を逃し「昨年は悔しい思いをした」と左腕。ただ、その経験があったからこそ、ラストイヤーにさらなる進化を遂げた。

 けがをしたことをきっかけにフォームを見直した。肩肘に負担がかかりにくくするように、現在はバランス良く、力感なく投げることを意識。「長いイニングを投げても以前より肩肘の疲労は減りました」。今春は4勝1敗、2完封、防御率1・32と取り組みは結果にもつながり、今秋ドラフト候補となっている。「この春しっかり完投できたことがこれからの自信につながる」と星野自身も手応えを得た春だった。

 チームは2季ぶりの優勝を果たし、全日本大学野球選手権出場に駒を進めた。くしくも決勝の6月14日は星野の22歳の誕生日。日本一を取って、忘れられないバースデーにする。

 ◆星野 世那(ほしの・せな)2004年6月14日生まれ、21歳。滋賀県出身。179センチ、79キロ。左投げ左打ち、投手。小2から仰木スポーツ少年団野球部で野球を始め、中学までは野手専門。中学時代は草津リトルシニア・パンサーズに所属。近江で本格的に投手転向し、1年秋からベンチ入り。大商大では1年秋にリーグ戦デビュー。遠投は120メートル、50メートル走6秒0。球種はスライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブ。

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