巨人・田中将 今季初東京Dも悔し4勝目お預け 五回2死から暗転「もったいなかった」

 「巨人4-8ソフトバンク」(28日、東京ドーム)

 悔しさが体中からにじみ出ていた。打者8人と対峙した長い五回を終えた巨人・田中将はベンチに座るとうつむいて首を何度か横に振った。

 今季初登板となった東京ドームはホロ苦いマウンドとなった。「やっぱり五回じゃないですか。2アウトからつながれて。もったいなかった。後ろの投手にしんどい場面でバトンを渡すことになった」。リリーフ陣が打ち込まれて4勝目も逃し、口調は重かった。

 四回までは栗原のソロ本塁打の1安打のみ。通算20勝9敗と相性のよいソフトバンク相手にテンポよく投げていたが、五回2死一塁から投手のスチュワートに中前打を許すとリズムを乱した。正木に適時打、近藤には押し出し四球を与えるなどこの回4安打され2点を失った。

 直前の四回。無死一塁の打席ではスチュワート相手にヒートアップする場面があった。頭部付近を投球が襲い、「おい!」と大声を上げ、怒りを露わに。結局、犠打を失敗して走者を進めることができなかった。

 その後の投球への影響を問われた田中将は「関係ないです」と話したが、橋上監督代行は「9人制では投手のバントの必要性があるが、投球に影響が出ないような方法を考えないといけない」と振り返った。

 次回登板に向けて田中将は「当然フラストレーションはたまるけど、少しでもいい状態で次の登板にいけるようにするだけです」。気持ちの切り替えを強調した。

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