5月上旬の衝撃1対2トレード ソフトバンクは甲斐が抜け「柱」求めた投手力強化優先 関本四十四氏が解説
DeNA・山本祐大捕手(27)とソフトバンク・尾形崇斗投手(26)と井上朋也内野手(23)の1対2のトレードが成立し、両球団が12日に発表した。先発投手と長打力のある打者を補強したいDeNAと、捕手の強化を図るソフトバンクの思惑が合致した形だが、シーズン中に正捕手を放出するという衝撃の事態となった。
5月上旬に、衝撃トレードが実現した。デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「交流戦前の早いうちに手を打とうと両球団の思惑が一致したんだろうけど、時期も含めて誰も予想できない」と驚いた。
DeNAは捕手・松尾への期待値が大きい一方で、投手力強化が急務だった。関本氏は「今季の戦いを見ても、ガタガタッと点を取られる試合もある。パワーピッチャーの尾形は今のチームに最もはまる一人」とした。
ソフトバンクは大物捕手を欲しがっていた。甲斐が移籍した昨季は海野を中心に日本一となった。今季も海野、谷川原らがマスクをかぶったが、絶対的な柱の候補に山本が挙がったとみられる。関本氏は「ソフトバンクとしてはやはり甲斐が抜け、柱が欲しかったんだろうな。まだ山本は27歳で若い。尾形ともうひとり、ポテンシャルを秘めた井上をつけた」。
パンチ力のある打撃が売りの井上は出場数は通算28試合にとどまり、伸び悩んでいる。関本氏は「壁に当たっている選手が環境を変えてパッと視界が開けることはある。そういう意味でも井上にはチャンス」と期待した。
