DeNA元ヘッドが電撃トレード解説「先発を探していたDeNAが仕掛けたのかな」山本放出で尾形、井上を獲得したワケは
元DeNAヘッドコーチ・高木豊氏が11日、YouTubeチャンネルを更新。DeNA・山本祐大捕手(27)と、ソフトバンク・尾形崇斗投手(26)、井上朋也内野手(23)の1対2のトレードが成立したことに言及した。
今季28試合に出場していた正捕手・山本の電撃トレード。高木氏は「レギュラーキャッチャーを出すのは非常に衝撃的。DeNAを支えていた印象があった。(DeNAの)松尾が将来有望なキャッチャー、支える戸柱がいる。やりくりはできるだろうけど、二人でまかなっていくのは大丈夫なのかな。今年、松尾の状態があまりいいとはいえない。その中で出していくのはどういうことなのか。ちょっとはてなマークがつく」と驚きを隠せなかった。
交換要員の尾形は150キロ後半の速球が魅力。DeNAでは先発として起用する可能性も浮上しており、「尾形は非常に有終な中継ぎ。尾形は先発でやっていけるかも分からないけど、投げっぷりを見ていると瞬発系のピッチャー。先発でどこまで持つのか。球種が足りないような気がする」と指摘。「先発でうまくいくことがDeNA、尾形にとってもいいが、最終的には抑えをやっているような気がする」とも語った。
トレードの背景も推察し、「双方の思惑が一致した。先発を探していたDeNAが仕掛けたのかなと思うけども…。井上は宮崎が出たり出なかったりの時の候補で、(今は)それほどパンチの効いた代わりの選手が見当たらない。それで井上を指名したと思う。バットコントロールもパンチ力もあるが、チャンスをつかみかけてダメだった。どこまで成長しているか、はまってくれたらいいトレードと言われると思う」とうなずいた。
DeNAは筒香、牧が離脱中。「シーズン中に、レギュラー捕手を出すのは衝撃が走る気がする。牧、筒香が離脱した。そういうところで誰が今チームを引っ張ってきたか、山本が引っ張っていたと思う。それから言うと、3人いなくて大丈夫か?と不安にかられるのは俺だけではないと思う」と懸念した。
ソフトバンクは海野、谷川原らがマスクをかぶっているが、「小久保監督の中でもうひとつ何か足りないんだろうね。フィールドの中の野手は豊富にいるが、キャッチャーだけは小久保監督が補強したいひとつのポイントだったと思う」と語った。
