今秋ドラフト候補、近大・宮原 8回0封123球、自身3連勝 プロ5球団が視察

 「関西学生野球、近大1-0同大」(9日、ほっともっとフィールド神戸)

 第6節の1回戦2試合が行われ、近大と立命大が先勝した。近大は同大に1-0で勝利。今秋ドラフト候補の先発・宮原廉投手(4年・崇徳)が8回3安打無失点と好投した。立命大は京大を8-0で下した。

 エースの役目をしっかり果たした。近大・宮原が粘り強い投球で勝利へ導いた。初回2死で二塁打を浴びたが、先制点を許さず。以降も安打や四死球で走者を許しながらも、「変化球で打たせて取ることができた」とカーブやスプリットで翻弄(ほんろう)した。

 緊迫した展開が続く中、123球を投げ、8回3安打無失点。九回の勝ち越しを呼び「バッター陣があんまり打てない中で8回までゼロに抑えられたのは良かった」とうなずいた。

 NPB5球団のスカウト陣が視察。ロッテ・三家スカウトは「緩急をうまく使いながら粘りのピッチングができている。ゲームメークができるので先発投手として能力は高いと思う」と評価した。

 これで自身3連勝と結果を残している右腕は「チームが苦しい場面でも自分のピッチングができている」と今春の成長を明かす。チームは勝ち点2で2位。勝ち点3の関大を追いかけている状況で、2季ぶりの優勝へ負けられない戦いが続く。宮原は「まず明日勝って勝ち点を取って。自分は(13日の)関大戦でいいピッチングがしたい」と闘志を燃やした。

 ◆宮原 廉(みやはら・れん)2005年1月24日生まれ、21歳。広島市出身。182センチ、88キロ。右投げ右打ち、投手。小学1年から地域の野球教室で野球を始め、小学4年からは山本少年野球クラブに所属。祇園中時代は軟式野球チームの広島サンズでプレー。崇徳では1年夏からベンチ入り。甲子園出場経験なし。近大では1年秋からベンチ入り。昨年の秋季リーグでベストナイン。

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