選手会がピッチコムの早期導入を申し入れ NPBも前向きに検討 早ければ来季から適用も
日本プロ野球選手会とNPB(日本野球機構)の事務折衝が20日、都内で行われ、選手会側がピッチコム(サイン伝達機器)の早期導入を申し入れた。ピッチクロック(投球間の時間制限)については7月28日の選手会臨時大会で意見を集約した上で議論する。
昨年末に就任して初めて交渉の席に着いたソフトバンクの近藤健介選手会長(32)はピッチコムについて「WBCの選手も早く導入したいという声がありましたし、ピッチコムに関してはそれほどハードルが高いことではないのかなと。前向きに検討していただければということです」と話した。
ピッチコム、ピッチクロックが初めて導入された3月のWBCに自身も日本代表として出場。その経験を踏まえ、ピッチコム導入の利点について「サイン盗みの疑いもなくなるし連係プレー、サインプレーも非常にやりやすかったという声をWBCで聞いた。内野、投手、キャッチャーの連係の部分でメリットはかなり多い」と説明する。
電子機器への対応に苦慮したWBCはベスト8で終わったが2028年にはロス五輪もある。「今回みたいにキャンプから1カ月かけて準備というわけにはいかない。対応の意味では関係してくる」と強調する。NPB側も導入には前向きな対応を見せており、早ければ来季から運用される。
